そんなにテレビは見ない派ですが、10月からドラマ『海に眠るダイヤモンド』見ました。
じつは「軍艦島」のことを知ったのは、世界遺産登録云々の頃。
当時、それほど興味もなく、恥ずかしながら炭鉱だったことも知らずにいました。
これからは軍艦島じゃなくて「端島」って言う、私!
というほど、
日曜を楽しみに一週間を過ごすここ3ヶ月でした(…単純😆)。
ドラマの内容は割愛しますが、
登場人物それぞれが抱える思いが、回が進むほどに分かってきて
最終回なんか、見終わってからしばらくボーっとしてました(笑)。
そんな中、さだまさしさん演じる和尚の台詞が今も心に残っています。
意味のなかことは一つもありません
よかことも、悪かことも、すべてね
すべてを抱えて、一生懸命、生きていく
それが人間たい
意味のないことは一つもない、良いことも悪いこともすべてを抱えて生きていく
これって、
ひらたせつこ著『超訳 般若心経』の一節「菩提薩婆訶(ぼじそわか)」に通じてるなぁ
と思いました。
と同時に、最近よく思うのは、身体も同じだなぁって。
身体でいう良いことは健康そのものの状態だとして
悪いこととしての病気や感染症も、
そうなるには理由がある
生きてるからには、無茶もすることも無理をすることもあって
便利な現代社会に生きてると、恩恵を受ける代わりに有害なものも入ってきたりする
そういうものをすべて抱えて、
一生懸命生きてるよね、私たち
そんなふうに一生懸命生きてる身体に起こってくる症状は、
身体が本当に快適でありたいと思う状態から離れて生きていることへの警告なんだって
教えてもらってからは、
今の自分は過去の自分の生き方の結果なんだなと思うようになりました。
だったら、未来の私のために、今の私ができることをコツコツやっていかなきゃな~
としみじみ思いました。