南の島農園訪問記

こんなにおいしいじゃがいも食べたことない！

昨年のちょうど今ごろ、クロレラ栽培のじゃがいも『まごころぽてと』が販売されると知り、それが鹿児島の農家さんによるものと聞いたら、これは食べてみなきゃ！と求めました。

届いた箱を開けたときの驚きは、今でも忘れません。

とにかくキレイ！

そして、大きい！

料理のレパートリーの少ない私は、肉じゃが、ポテトサラダしか作れなかったけど、こんなにおいしいじゃがいも食べたことない！と思うほどのおいしさでした。

差し上げたお客様からも「めちゃくちゃおいしかったです！」と喜ばれて、私も嬉しかったです。今年も販売のご案内が来るのを楽しみに待っていた私でした。

南の島農園さんのこと

じゃがいもの生産は北海道が全国の8割近くを占めますが、2位は我らが鹿児島県。長島地区や徳之島、沖永良部などが主な産地で、温暖な気候、広大な畑地、赤土土壌、潮風による養分の供給がじゃがいもづくりに適しているそう。

大島郡伊仙町南の島農園さんは以前からおいしいじゃがいもを生産されていましたが、クロレラ栽培をしていこうと思ったのは、ある出来事がきっかけだったそう。それは、育てている仔牛の体調管理にクロレラを使ったら、頻回に起きていた下痢がグッと減ったこと。人間もそうですが、動物にとって排泄の状態は健康のバロメーターです。クロレラで土づくりをしたら、作物もしっかり育つことを確信されたそうです。

土づくりから、様々な試行錯誤を経て、完全無農薬・無化学肥料で生産に成功されました。

じゃがいもは葉っぱに病気がつきやすく、完全無農薬はかなり難しいのだそうです。

クロレラは土の中の善玉菌のエサになり、土の中のバランスを整えてくれます。良い土壌で育った作物は病気に強く、虫も寄せ付けません。

元気で安全に育ったじゃがいもをたくさんの人に安心して食べてもらいたい！

そう願って日々邁進されている南の島農園さんって、どんな人たちだろう、どんな所だろう、と思っていたら、

「収穫のころ、ぜひ来てください！」とお声掛けいただき、秒で行く！と決めました✨

いざ、徳之島へ！

じつは、農園の娘さん西川さんは、北九州にある平和薬品さんでバイオリンクに出会い、バイオリンクが大好きな方。心と身体の栄養になることを、様々な場面で実感されているのだと思います🍀

今回、平和薬品の野田知美さんとクロレラ工業㈱の技術特販部農業課の二俣さん、同開発営業課の光山さんの旅にご一緒させていただきました🥰

3月2日日曜日、朝1便の飛行機で鹿児島空港を出発。小雨がぱらつく空模様でしたが、徳之島は夏空のようなお天気☀️　つなぎの作業着をお借りして、さぁ、収穫のお手伝いです！

畑では、トラクターで掘り出されたじゃがいもが待っていてくれました。

「ほんの少しでも緑がかった部分（ソラニン・チャコニン）があったり、表面がブツブツ（そうか病）なってたら出荷しないので、はじいてくださいね」と言われましたが、その割合はとても少なかったです。

丹精込めて育てた作物であっても、わずかな傷があれば外には出さない厳しさや、食べる人の期待に応える熱意を感じるとともに、農業は自然が相手…雨の降り方や気温の変化に応じての対策など、多くのご苦労がある、そのおかげで私たちは生きていけるんだ！と、お手伝いしながら改めて感謝の気持ちが湧いてきました。

お昼を挟んで、この日予定していた収穫を終えると…