シリーズ、「気になったところを私なりに自由に解釈してみました養生訓」
今回もお付き合いください😊
巻第一 総論 上 39:滞りと病気
「喜怒哀楽」というけれど、もう少し分けると7つになるらしい…
感情と臓腑(西洋医学的な臓器とはちょっと違う見方)には関連性があって
喜は心、怒は肝、思は脾、悲・憂は肺、恐・驚は腎 に属する…のだそう。
そして、それらの感情が強すぎると、身体にまで響いてくるらしい…
と言うより、感情って身体で感じる気がしませんか?
なんかお腹から胸のあたりがざわつく感じ
「怒り・悲しみ・憂い・思いが強ければ、胸の部分に集まってくる」というのは、
こんな感じ↓
で、残りの喜と恐と驚は、こんな感じ↓
喜の心は、心臓もだけど、精神という解釈もあるのだそうで、例えば「喜び過ぎて精神が興奮して眠れない」なんてことは、経験した人も結構いるのではないでしょうか(ドキドキワクワクってのはまさに心臓💓ですよね)。
恐れたり驚いたりがひどくなると、腎が影響を受ける…腎は水分代謝をつかさどったり、耳や骨などにも関係していて、難聴や耳鳴り、骨粗しょう症などにもつながりかねない、、、
そんな病気の大元には心の在り様も関係している…、だから養生には心の修養も大事なのですね。
つづく