Eテレ大好き川越の
「こんな話を聞いたよシリーズ」
としてちょいちょい綴ってみようと思います😆

ということで今回は以前視聴した番組
NHKアカデミアから
「睡眠の話」をお付き合いください。

登場したのは、
睡眠研究のトップランナー
筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構 機構長 柳沢正史氏

じつに面白いお話でした。

眠ること=睡眠について
いったいどれだけのことが分かっているのか、分かっていないのか…

うーん、そう言われてみると、私も🤔?です。

まず、睡眠の「誤解」を4つご紹介しましょう。

①最初の90分が大事

②90分の倍数で起きると良い

③睡眠は脳の休息タイムである

④訓練すればショートスリーパーになれる

これら全部誤解です!
90分周期説、じつは私も信じていました。
特にはじめの90分が大事って。でもそうじゃないんです。

眠りの前半に深い眠りのノンレム睡眠が多く、後半になるとノンレム睡眠は減ってレム睡眠が増えることは、皆さんも経験的にご存じかもしれません。

深い眠りのノンレム睡眠の時に「成長ホルモン」が分泌され、まさに「寝る子は育つ」だし、傷ついた細胞を修復するというのだから、ノンレム睡眠って大切ですよね。

それに対してレム睡眠は眼球が動いたり夢を見たりの浅い睡眠で、ノンレム睡眠ほど大切とは思われていない節がありますが、

じつはレム睡眠もとても大切。
このレム睡眠の量が減ると、寿命が短くなるとか認知症になりやすいなどの論文もあり、
はじめの90分どころか、一晩全体の眠りが全部大切で、
『睡眠は質より量である』
つまり、何時間寝たかが大事なのです😴

そして、ショートスリーパーじゃない人はショートスリーパーにはなれない🙅‍♀️。
正真正銘のショートスリーパーは数百人に1人あるいはそれ以下らしいです。

そもそもショートスリーパーとは
「1日4~5時間しか寝なくても全く健康で昼間も元気でパフォーマンスも低下しない人」

その人にとって必要な睡眠時間は遺伝子で決まっていて、変えることはできない。
ほとんどの人は6~8時間なので平均7時間といわれます。

番組のお終いに出された質問
「自分にとって最適な睡眠時間を知るにはどうしたらいいですか?」
という問いに柳沢先生は、こんな答えを提示されました。

土日休日も含めて大体同じ時刻に寝て同じ時刻に起きるという規則正しい生活を、覚悟を決めて1~2週間やり、さらにまた意を決して5日間それまでより30分早く寝てみる。それで昼間の自分を観察する。
以前より日中眠くならないか、よりパフォーマンスやクリエイティビティが上がるか、もし良くなってるなら、更に30分早く寝てみると、やがて自分にとってこのくらい寝るともう大丈夫だというのが見えてきます。
理想的には、本当に十分に眠れていると、朝、目覚ましが鳴る時間帯に自然に起きられるようになりますよ。

大事なのは、まずは覚悟を決めるとか意を決することだな…と思う私でした😂。

だいぶ長くなったので、
・睡眠が足りてないチェックポイントや
・睡眠時に脳は休んでいるわけではない
というお話は、次回配信します🎶

ここまでお読みいただき、ありがとうございました😊