前回のブログでは、なんとなく続く不調の背景に、血液の状態が関わっていることを書きました。
また、血液の元気のためには、鉄だけでなく、たんぱく質も大切だということにも触れました。
ヘモグロビンやフェリチン、トランスフェリンなど、血液に関わるものも、たんぱく質と深い関わりがあります。

今回は、そのたんぱく質について書いてみました。摂りすぎると肝臓や腎臓に悪いとも言われることもありますが、たんぱく質が重要な栄養である意味や、上手な摂り方のヒントなどをご紹介したいと思います。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。

たんぱく質が身体の2割をつくっている

たんぱく質というと、「筋肉をつくるもの」「体を大きくするもの」という印象が強いかもしれません。
でも、実際には、筋肉や皮ふ、髪、爪だけでなく、血液、酵素、抗体など、体のいろんなパーツの材料になっています。
体の約60~70%は水分。その次に多く占めるの約は15~20%のたんぱく質です。脂質は約15%。残り約5%が骨などのミネラル。水分を除くと体の半分はたんぱく質ということになり、健康な体を支える、まさに土台のような栄養素です。

たんぱく質、足りてますか?

では、実際にはどれくらい摂ればよいのでしょうか。

大まかな目安は、1日に体重1kgあたり1g
たとえば体重60kgの方なら、1日に60gくらいが目安です。
これを1食でまとめてではなく、3食に分けて、毎食20g前後を意識できると理想的です。

とはいえ、60gと言われても、食事にするとどのくらいなのか、少しわかりにくいですよね。

目安として覚えやすいのは、20gのグループ7gのグループです。

たとえば、
肉や魚100gには約20gのたんぱく質が含まれます。
一方で、
卵1個、納豆1パック、豆腐1/3丁、無糖ヨーグルト150gには、それぞれ約7gのたんぱく質が含まれます。

食品に含まれる大まかなたんぱく質のg数

この目安で考えると、

朝は
卵1個+豆腐のお味噌汁で約14g

昼は
納豆1パック+ヨーグルトで約14g

夜は
魚やお肉100gで約20g

このくらいを意識していくと、1日の必要量に近づけやすくなります。

夕食は比較的たんぱく質を摂りやすくても、朝と昼は不足しやすい方が多いので、朝食と昼食に少し意識して足してあげるだけでも違ってきます。

たんぱく質は“食べて終わり”ではありません

ただし、ここで大切なのは、
たんぱく質は食べたらそのまま体になるわけではないということです。

食事で摂ったたんぱく質は、まず消化されて、アミノ酸に分かれます。
そしてそのアミノ酸が、体に必要な形に組み替えられて、筋肉や血液、酵素、免疫に関わるたんぱく質などへと作り直されていきます。

さらに、私たちの体は、食事から入ってきた材料だけで体を保っているわけではありません。
体の中にあるたんぱく質も日々分解され、アミノ酸として回収され、また新しい体たんぱくとして再利用されています。
つまり体は、食べたものを使うだけでなく、自分の中の材料も上手に再利用しながら、毎日自分を保っているのです。

だからこそ大切なのは、ただ「たんぱく質を摂ること」だけではなく、
摂ったたんぱく質が、体の中でうまく分解され、組み替えられ、活かされることです。

体の中で活かすために、大切なこと

この働きがスムーズに進くためには、材料となるアミノ酸だけでなく、体を動かすエネルギーも必要ですし、その働きを支える酵素、さらにビタミンやミネラルも欠かせません

たんぱく質だけ頑張って摂ればよい、というわけではないのですね。

たとえば白米にもたんぱく質は含まれていますが、それだけでは十分に活かしきれない部分があります。
そこに豆のたんぱく質を組み合わせると、足りないところを補い合って、体に利用されやすくなります。
昔からごはんと豆類の組み合わせがよいと言われてきたのには、こんな意味もあります。

こうした“体の中で活かす力”を考えたときに、私がおすすめしているのがバイオリンクです。

バイオリンク粒には、必須アミノ酸を含むアミノ酸がバランスよく含まれていて、25粒で約3gのたんぱく質が含まれています。
食事の代わりになるものではありませんが、毎日の食事に加えることで、食事から摂ったたんぱく質をできるだけ無駄なく活かす助けになります。

「たんぱく質を摂らなきゃ」と思うと、ついお肉を増やすことばかり考えてしまいますが、
本当に大切なのは、毎日の食事の中で、無理なく必要量を満たしながら、それを体の中で活かせる状態を整えていくことだと思います。

朝に卵を1つ足す。
お昼に納豆や豆腐を加える。
夜は魚や肉をしっかり食べる。
そして、アミノ酸、ビタミン、ミネラルも含めて、体が働きやすい土台を整えていく。

そんな積み重ねが、筋肉のためにも、血液のためにも、元気な毎日のためにも大切なのだと思います。

「病院に行っても、異常なしですよと言われたのに、なんだか元気が出ない」
「ちゃんと食べてるつもりなのに、そうでもないのかな…」
もしそんなふうに迷ったり、一人で悩んだりしているなら、
そのままにせず、いつでもお気軽にご相談にいらしてくださいね。(健康診断の結果をお持ちいただくのも大歓迎です!)
毎日がんばっているあなたの体を内側から元気にする方法を、一緒に見つけていきましょう。