母親の「産後うつ」コロナ影響で倍増のおそれ 研究者調査
一昨日の7時のNHKニュースで報道がありました。
記事では、
「これまでは10%ほどの母親が『産後うつ』を発症するとして(※1)注意をよびかけていたが、調査結果(※2)によると出産後1年未満の母親2,132人のうち、『産後うつ』の可能性がある人はおよそ24%に上った」とのこと。
もっと問題なのは、
「この調査で『産後うつ』の可能性があるとされた母親のうちの3分の2が、自身が危険な状態にあることを認識できていないことが分かった」ということ。
コロナ状況下で、お産の立ち会いもなく面会もできない、自宅に帰っても母親の負担は大きく、心身共に不調をきたしている可能性が疑われる…
産前産後メンタルヘルス専門の医師も「心の問題は自分で気づかないことが多く、特に頑張っている時は『弱音なんて吐けない』『赤ちゃんのために頑張らなくては』と思い、多少体調が悪くても気持ちを押し殺したり否定したりすることがあり得ます」と言葉を添えています。
※1) WHOの見解をもとに産婦人科医の団体が公表
※2) 筑波大学松島みどり准教授と助産師による調査、母親の心の状態を確認するためにイギリスで開発された「エジンバラ産後うつ病質問票」を用いて行ったもの
一人で頑張るお母さんたちに
心からのエールを込めて私が言いたいことは…
心(脳)の問題は、心(脳)だけの問題ではなくて
脳の栄養不足も関係しているよ!ということ。
「幸せホルモン」セロトニン、「愛情ホルモン」オキシトシン、「やる気ホルモン」ドーパミン…
好き・嫌い、嬉しい・悲しい、といった感情や心の状態を決めているのは、脳内ホルモンなのです。
そのホルモンの材料は私たちが食べた物。食べものを消化して血液に乗せて脳に運んで、脳の中で作られるのです。
一人で頑張ってるお母さん、ちゃんとごはん食べてますか?
自分の事を後回しにしていませんか?
まずは、あなたの心(脳)が元気になることが先!
心(脳)が元気を取り戻したら、体も元気になる、「助けて」が言えるのです。
でも、脳内ホルモンの材料をふだんの食事で取りそろえるのは、じつはとても難しい。
これは現代を生きる私たち誰も同じです。
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