健康食品のパイオニア、クロレラ工業さんが企画された食育オンラインセミナー。 加工食品ジャーナリスト 中戸川貢さんと、子どもの心と健康を守る会代表 国光美佳さんを講師に迎えし、来年2月まで週代わりで開催。 永吉薬品でも、感染対策を施した店内と、ZOOMを使ったオンラインで皆さんにお届けしています。
今週は10~13日に中戸川貢さんの第2回「食品添加物によるミネラル不足」を開催しています。
今回は、食品添加物の中でも、加工食品にはほとんどと言っていいほど使われているリン酸塩に着目しています。
「食品添加物」というと、体に悪いもの!と私たちは何となく認識していますよね?
もちろん、発ガン性があったり、ホルモンのバランスを崩すものあったり…
残留農薬とともに、ほぼ毎日、残念だけど、食べものと一緒に食べてしまっています。
でも、私たちは間違いなく添加物の「恩恵」も受けている…
「安い」、「簡単」、「便利」、がもてはやされ、食生活でも、手軽で安いものが求められた世の中で…
というお話は、安部司さんの『食品の裏側』にも詳しく書かれています。
さて、そんな食品添加物の中でも、このリン酸塩は、全く毒性がありません。
ですので、このように、じつに様々な用途で使われています。
白くてプリプリ、またはサクッと、またはとろ~り
そんな食感にしてくれるものなんですね。
たとえば、はんぺんなどの練り製品、美味しいスイーツや、柔らかお肉や、〇〇INゼリー…
このリン酸塩、胃の中で、リン酸は元々くっついていたミネラルとバラバラになります。
そうして、今度はその時食べたものの中に入っていた「微量」とか「超微量」のミネラルたち(←食育オンラインセミナー②をご参照ください🤗)とくっついて、消化管を通過し、うんちになって、体の外に出て行く…という末路をたどります😥
さて、中戸川さんのお話が好評なのは、例えがとってもナイス✨でわかりやすいからです。
ミネラルは、たとえて言うなら、大工道具です。酵素が大工さんね。
脳内の神経伝達物質を作ろうとするとき、
たとえば、セロトニンからメラトニンを作るときは、マグネシウムって大工道具がいるんだけど、
この大工さん、自分で道具を持ってなくて、現場に転がってる道具を探すんです。
道具がなくっちゃ、効率が悪くて仕方がないんです。
なるほど、メラトニンだけじゃなくて、セロトニンだってドーパミンだってそれぞれの大工道具が必要なんですよね。
中戸川さんは、じゃあどうしたらいいのかという対策まで教えてくださっています。
リン酸塩によって奪われたミネラルを取り戻すには、
①それ以上のミネラルを心掛けて摂ること。
②酸っぱいもの(酢の物や、みかんなど果物やキムチなど発酵食品)でミネラルの吸収をしやすくしてあげること。
20年ほど前までは、ミネラル不足はこれほど深刻ではありませんでした。
ふと思うのは、20年前までの食生活を知っている人たちはまだいい。また、それ以前の食卓を知る人が身近にいれば、教えてもらえる知恵や工夫があるから。でも知らない人たちは、ミネラルが足りていないことも知らないまま、心身の不調の原因に気づかないで過ごしてしまうのではないだろうか…ということです。
まずは、知ることが大事ですね!
食育オンラインセミナー、まだまだ開催しています。ご興味のあられる方、お気軽にお問い合わせください。
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